鼻吸い器を使いやすくするやつ

なぜこれを作ったのか

花粉の季節や鼻炎になった時、自分の鼻水を吸い取るのにピジョンの鼻吸い器お鼻すっきりを愛用しています。この製品は赤ちゃん用に「ママの口で吸引力を調節できる鼻吸い器」との位置づけですが、自分の鼻水をなんとか処理しようと模索した末にこの優れた製品に流れ着き、これをセルフで使っている大人は全国に3人はいるのではないかと考えています。私もその中の一人です。

そんな大人のセルフ使い目線で少し使いにくさを感じる部分がありました。
1つは、安定して自立しないことです。基本的に横倒しで置くことになるので、ボトル内の鼻水が上の方に上がって来ますし、吸い口がテーブルに付くので、少し不衛生に感じました。適当なカップに入れたり工夫しましたがチューブの部分がイマイチ収まりがよくありません。
もう1つは、両手を使う必要があることです。左手に鼻あてボトル、右手にチューブを持つのが基本スタイルです。
忙しい大人は、鼻を吸いながらも並行する作業は止めたくないもので、片手はスマホを操作したり、本を押さえたりに使いたくなります。

課題設定 これが解決したら面白い

  1. 安定して自立させる
  2. 片手で使えるようにする

解決手段 試作の要素

ボトルの下に幅広のフランジを付けることで自立させることにしました。外形はΦ50mmとしました。内径はΦ21mmとすることで、ボトル部分を適度な力で押し込んで固定できます。(1)

次に、吸い口チューブをいつも使っている位置に固定するように、ホルダの高さと角度を調整した設計を行い、3Dプリンタで形にしました。
チューブの抑え形状は、Φ6mmの穴と4.5mmのスリットとすることで、チューブを簡単に着脱できて、安定して鼻吸い部の下に固定できます。一体化されることで片手で使うことができるようになりました(2)

開発品

こうして、私の鼻吸い器問題は解決されました。

この鼻吸い器をセルフで使っている大人で、私と同じような困りごとを感じている方が、全国にもう一人くらいはいるのではないかと思います。何かの御縁でこの記事にたどり着きましたら、作って差し上げますのでご連絡ください。

そしてステキな製品を開発されたビジョンさんにも感謝です。